jcss校正とはどういったものかご紹介

温度計、はかり、圧力計など測定器にはいろいろな種類があります。それぞれ必要な分野で用途に合わせて使われています。でもどのような測定器でも統一して同じことが言えることがあります。それは正しくなければならないと言うことです。測定器は正しくなければ、その結果も正しくありません。その結果によって行われることも正しくなくなります。だから測定器はその表示する値が正しいことを保証されている必要があります。測定器の正しさは校正によって保証されます。正しいと言うことが確実な標準と比較して正しさを確認する作業です。その作業も正しくなければ意味がなくなります。全てが国家の最高レベルであることで、国内で正しいと言うことが保証されることになります。それがjcss校正です。

国家間で正しさを確認しあった国家標準

計測に使われる測定器などのあり方を規定したのが計量法です。その計量法で国家の最高レベルであることが規定されているのが国家標準です。国家標準は国際的な標準と比較されて校正されています。つまり世界で正しさを確認されたものと言うことになります。jcss校正は、その国家標準にトレーサビリティーを持つ校正証明書を発行することができます。校正された結果をたどることで国家標準に行き着くと言うことです。この効力は大きなもので、国家間で相互承認を締結しているところであればその国で校正を行なった測定器と同等とみなされます。つまりそれ以上の正しいものはないことになります。だからその測定器を使って測定したデータを信じてもらうことができます。輸出の時に相手国での再検査の必要がなくなるため効率が良くなります。

校正を行う事業者の技能も確認済み

jcss校正を行うことができるのは国際規格であるISO17025の要求事項を満たした事業所だけです。この規格への適合性は審査機関が行います。審査の結果で問題ないと判断された場合、登録事業者として区分ごとに登録されます。24区分ごとに必要な技能や設備が異なるため細かく分かれています。審査の基準が国際規格であるため、適合することで日本国内だけでなく世界的に同じようにその技能を認められたことになります。国家標準と比較を行い、国際規格への適合性を確認された事業所で校正することで国家間でも通用する校正証明書になります。またトレーサビリティーが示せるため法令やマネジメントシステムの根拠資料としても有効です。正しい測定を行うためにはjcss校正証明が有効になります。